お墓と宗派の関係ってあるの?

故人を供養するお墓。
墓地に行くといろいろなお墓が並んでいますね。
お墓の大きさやちょっとした飾りの違いはありますが、洋型墓以外については大体みんな同じような形をしていますね。
では、ここで考えてみましょう。

日本にはいくつか仏教の宗派というものが存在していますが、これとお墓とは何か関係があるのでしょうか。
そもそもお墓はその昔、死者を埋葬した時に大きな岩石をその上に乗せたのが始まりと言われています。
その頃は、死者が腐敗していくことへの恐怖などもあり、それを見ないようにするために埋めたとも言われています。
また、死者が埋葬後に動き出すことがないように、と岩石を乗せたという説もあります。

この頃は今のように宗教の宗派などはなく、埋葬や火葬にもやり方の違いなどはありませんでした。
現代の日本の場合には、火葬がほとんどであり埋葬はあまり耳にしません。
そして墓地や墓石に関して、現代の特に若い人はあまり関心がないかもしれません。

ですが、よくよく掘り下げてみるとちょっとした宗派による違いというものがあります。
何が変わるのかというと、まずは墓石に刻まれる文字です。
ほとんどの場合は「〇〇家之墓」「〇〇家先祖代々之墓」といった表記でしょう。
ここは宗派共通なのですが、それ以外に違いがあります。

例えば「南無阿弥陀仏」、「南無妙法蓮華経」といった題目や戒名の付け方が違ったり、宗派によっては戒名の上に梵字と呼ばれるサンスクリット語がつくこともあります。
あとは卒塔婆供養をしなかったり、墓石に梵字がなかったり、水子地蔵がなかったりといった違いがあります。
つまり、ちょっとした違いではありますが、宗派によってお墓が変わることがあるのです。

また、宗派が違うお墓に入れても特に現代では問題がないとされています。
もしもそうした宗派にこだわりがある場合には分骨するなどして対処をするようになっています。
自分の家のお墓がどの宗派がよく知らない…という人は、自分のお墓を見るとわかるかもしれませんよ。

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